2007年9月14日金曜日

アスクルって何?

アスクルは大手文具・事務用品メーカーの一事業部門としてわずか4名でスタートし、その後成長を遂げて分離独立した会社です。今や店頭公開企業にまで発達しました。売上高はいまや親会社を抜く勢いです。

アスクルの成長には長い道のりがありました。スタート当時からアスクルは効率よい流通手法を確立し、新しい事業を開拓することと、メーカーによる 顧客への直接販売を行うことで低迷している業界で新しいマーケットを確立しようとしました。具体的にはそれまで顧客は小売店や卸売業者でしたが、最終消費 者が顧客だと定義し、その具体的なターゲットを中小事業所としたことです。当時中小事業所は全国に700万件ありましたが、そのほとんどが30人以下の小 規模事業所でした。小規模なオフィスでの文房具類の買い方は、それまで主流だった大手メーカーの事務用品カタログを見て発注するか、急いでいる場合には自 分で近くのお店に買いに行っていました。

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